新型コロナで様々な影響が起きている中で、「大変」という言葉を良く見聞きするようになりました。

「大変」の意味を辞書で引くと
  ①程度がはなはだしいこと。特に、苦労が並々ではないこと。
  ②一大事。大事件。一大事とも言うべき、重大な様子であること。

とあります。
意味だけでは、漠然としたしんどさや、先が見えない不安を感じてしまうような言葉です。

しかしながら私は昔ある日本人に、

「大変って書いて、”大きく変わる””と読むんだよ。
 大変って聞くと、何かとんでもない壁みたいに感じるけど、ただ大きく変わるだけなんだ。
 だから不安に思うことはない、良い方に変えていけばいい」

と教えていただいたことがあります。

その言葉を聞いたとき、恐れが消えて心がスーッと軽くなりました。
教えて下さった方への感謝と同時に、日本語の素晴らしさに深く感動したことを覚えています。

新型コロナの影響で、様々な事が「大きく変わり」ました。
私にとっては、いつでもどこにでも行ける自由や、仕事、日々の食事、そしていつも支えてくださる方々への感謝をより高める機会にもなりました。

「当たり前」が「有難い」ことだと気づき、「ありがとう」。
こんな素晴らしい日本語がある日本を、心から尊敬しています。

この素晴らしい日本が元気を取り戻し、さらに輝ける様、微力ながら私も出来ることに取り組んでいきたいと思います。

いつも様々な面から我々や社会を支えて下さっている皆様に、あらためて感謝を申し上げます。
皆様の益々のご健康と、ご多幸を心よりお祈りいたします。

代表取締役 BADUGE SURAJ ROHANA